
▼過日、中国・成都で開かれたRISI主催の国際古紙会議に出席した。中国の輸入規制もあって、世界各地から170名超が集まり、これまでにない関心の高さがうかがえた。ただ、中国政府の最終方針が不確定の中で、「輸出ライセンスはクリスマスまで待って」とか、「30万トン以下の年産能力の規模は10万トンまで下がる」などと憶測に近い情報も飛び交った。
▼中国では2018年以降、2,100万トンの段原紙マシンが増強される。一部で他パッケージに代替の動きもありうるが、さらなるOCC需要が見込まれる。一方、白板紙市場は基本的に設備過剰のようだ。12月上旬、白板紙を生産する北越紀州製紙の広東省・江門工場では、1.2カ月分にあたる3万トンの製品在庫があったという。政府がMIXの輸入禁止に動いたのは、こうした正確な市場分析に基づいたものとみられる。
▼来年、MIX価格は世界的に軟化し、OCC価格は強基調が続くというのが、おおむねの見通しだ。中国は560万トンあった輸入MIXの需要をどう埋めるのかが注目される。供給国にとっては、他国への振り向けが欠かせない。先の会議では、韓国やインドネシアなどのバイヤーが、MIX下落を見越し、積極的に商談を仕掛けていた。
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]