
▼作家の猪瀬直樹氏が都知事時代に「日本の標準時刻を二時間早め、世界でもっとも早く取引の始まる市場にすれば、競争力が高まる」とやや突飛な提言をしていた。だが米国を訪れると、この時差による業務への影響の大きさを痛感する。米国本土には四つのタイムゾーンがあり、サマータイムは一時間前倒しと、より複雑化する。スマホの自動調整機能が欠かせなない。
▼JPによる米国の紙卸事業は、東海岸のニューヨークにオフィスを置き、古紙事業の本社は西海岸のカリフォルニアにある。三時間の時差があり、西のセイフシュレッドで始業時間のとき、東のオフィスはお昼時に差し掛かる。業務のやり取りをする時間帯は限られ出張などしようものなら、移動時間と時差を合わせ一日がかりというわけだ。
▼中国はあれほど広大だが、標準時間は一つだけ。社会主義国家であることや東側の沿岸部に人口が集中することが主な理由だが、経済的なメリットも大きいだろう。日本は中国よりも一時間早い時間を刻む。古紙貿易に関して需要大国である中国と一時間の時差しかないことは、有利な点の一つであろう。価格交渉をリアルタイムで行えるし、情報のタイムラグもない。もっともクレームを受けやすい難点もあるが。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]