
▼フランスでは、相次ぐテロと難民の受け入れによる治安悪化、観光客の減少、失業率の高止まり等、様々な問題を抱えている。フランスは世界で最も観光客が訪れる観光大国で、二〇一五年は八千四百万人の観光客数を記録した。しかし今年は観光客が激減し、大きなダメージを受けている。
▼フランス政府は今年九月、二〇二〇年から使い捨てプラスチック容器の全面禁止法の施行を発表した。これはプラスチック製のカップや皿、容器など、使い捨てのプラ製のもの全てが含まれる。米国では七十以上の州や市で禁止しているが、国家レベルでは世界初の試みである。フランスでは、毎年四十七億三千万個のプラ製カップが捨てられており、そのうちリサイクルされているのはわずか一%のみ。合成プラなのでリサイクルが困難だと言われている。
▼この法律制定の背景には、ごみの埋立地の残存期間の問題と、街の至るところにプラごみが溢れているという景観の問題がある。欧米では、ごみ処理は焼却より埋立が圧倒的に多く、埋立地の残存期間は切実な問題。今回、パルプモウルドをいろんな角度から取り上げたが、使い捨てプラ容器の規制が、古紙を主原料とするパルプモウルドの生産を押し上げるのは間違いない。
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]