
▼弊社のある奈良には「シャープ前」行きバスが走るほど馴染み深い。奈良工場では約二千名が働き、複合コピー機などを製造しているそうだ。英サッカーチームのマンチェスターUの胸スポンサーとして黄金期を支えたこともある。そんな日本の看板企業が台湾の鴻海の陣門に下った。巨額負債の元凶とされる堺工場では、廃棄物処理の実態からも経営不振の兆候が現れていた。
▼堺工場の稼働時、それぞれ得意分野をもつ産廃業者十一社が横断的な組織「トライエス」を立ち上げ、再資源化を一括受注してきた。古紙や機密処理を手掛けるのはエコノート関西に出資するJP資源だった。再資源化団地を工場内に設け、トライエスが加盟業者を機能的に管理するとともに、各業者が安価で適正処理できる対応力を結集。当時としては画期的な取り組みだったが、廃棄物の発生が激減し、二年前に解散した。
▼専業化する廃棄物処理の業界は三人よれば文殊の知恵で、知恵を絞り合い成長する必要がある。そうすれば大手の排出企業とも対等に渡り合える、というのがトライエスの趣旨だった。参加企業には海外で事業展開するところも少なくない。日本の廃棄物処理や資源化の技術をもって世界のグローバル企業と伍する、そんな挽回策に賭けてみたい。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月31日【大阪市】初の全域入札を実施、平均単価13円モデル収集は予定量の4分の1と低調
2010年03月01日【19大都市の古紙回収】集団回収が73%を占め、分別収集はわずか27%
堺市が最も多く、集団回収だけで67キロ(1人あたり年間回収量)
2008年03月24日【サイダーン】
機密書類の出張細断車をKYB(油圧機器メーカー)が開発
内蔵ドラムと開閉式テールゲートで自働排出
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]