
▼95年夏、インドネシアや台湾の板紙メーカーを訪問したが、輸入古紙が急騰後、急落している最中だった。春にはCIFトン350ドル前後していたOCC(回収段ボール)の輸入価格が、本紙が訪問した時は100ドルくらい値下がりして、250ドル前後だった。それでも現状の価格水準からみると、100ドル以上は高い相場である。94年から95年の高原相場は、今から振り返っても大変高い山だったことがわかる。
▼95年当時の日本の古紙輸出量を調べてみるとわずか4万トン。輸出価格の高騰にもかかわらず、日本の古紙は輸出にピクリとも反応しなかった。当時の日本の段ボール価格を振り返ると、関東地区の工場着値で春先は13円、4月から2円値上がりして15円になっている。運賃を1円とみると問屋店頭価格は12円~14円である。
▼輸出がほとんど増えなかったのは、①国内需給がタイトだった②為替が90円を超える円高だった③国内の価格水準が現在に比べてかなり良かった④フレート(海上運賃)が異常に高く、輸出経費が現在の倍くらいかかったーなどによる。仮に230ドルで成約しても、問屋手取りは国内より少し良いぐらいだった。このため、日本の古紙業者はまだ輸出に関心が薄かった。
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]