
▼一廃業者が事業所から収集したオフィス古紙を、パッカー車で古紙問屋のヤードに持ち込む。こうした光景は、東京都23区や名古屋市ではありふれた光景だが、その他の大都市ではみかけることは少ない。とくに西日本では、事業系ごみの搬入料金(清掃工場へ持ち込んで徴収される料金)が極端に安いため、事業所側に紙ごみを分別して排出するインセンティブ(動機)が働かないためだ。
▼このため、機密文書にしても、機密性の低いオフィス古紙にしても、大半が事業系ごみとして焼却されているのが実態だ。一方、23区や名古屋市で紙ごみから分別されたオフィス古紙は、模造、オフィスパック(日本では込頁とも呼ばれ、精選別したもの)、オフィスミックス(粗選別したもの)などとして、国内メーカー(古紙もの家庭紙メーカーが大量に使用)に販売されたり、輸出されたりしている。
▼今回、横浜、大阪、名古屋の3大都市の事業系紙ごみの発生量(処理量)を調べてみたが、合計で94万トンもある。内訳は横浜31万トン、大阪48万トン、名古屋15万トン。大阪の発生量が突出しているが、これだけ膨大な紙ごみが現実に焼却されているわけで、裏を返せば大阪は古紙の宝庫でもある。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]