
▼中国の古紙貿易はタイや台湾などと違って相手(製紙メーカー)の顔がみえにくい。間に外貿公司(貿易会社)が介在しているケースが多いからだ。中国の製紙の大手企業はまだ一握りで、大半は中小零細企業であるため、製紙に代わって貿易会社が金融と保管の機能を果たしている。段原紙や白板紙の分野で年産100万トンを超える大手企業が登場してきたが(例えばナインドラゴンやリー&マン)、これらのメーカーが日本からまだ本格的に古紙を購入していないことも、顔が見えにく理由のひとつだ。
▼貿易会社には3つのタイプがある。①完全なブローカー②輸入基地を持ち在庫販売ができる③輸入基地は持たないが営業倉庫を利用して古紙をストックしている。②と③は古紙の市況の影響を受け、リスクが大きい。①はリスクが少ないが、安定供給が難しい。
▼遙かな過去?になってしまったが、日本も古紙の輸入時代があった。ある時、欧州からの段ボール古紙(OCC)が大阪港に到着したので、コンテナの中身を見学に行ったことがある。日本の古紙が不足し、緊急輸入された頃の話だ。そういえば日本でも古紙輸入は商社が中心になって行っており、製紙メーカーが直接欧米から買い付けるということは少なかった。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]