
▼835万人の人口を抱える東京23区だが、中でも最大の人口を抱えるのが世田谷区で83万人に達する。世田谷区そのものが大都市並みの人口だが、ベーラーとスケールを持つ古紙ヤードはわずか1ヵ所で、中田の世田谷事業所のみである。スクラップアンドビルドで02年春に完成した新ヤードを、この年の秋に見学させてもらった。びっくりしたのは外観からはとても古紙ヤードとは思えない、ヤード全体が密閉型の工場であったことだ。
▼機密文書を扱うヤードで密閉型の工場を併設するケースは増えているが、中田のように回収古紙を扱うヤードが密閉型の工場になっているのは、全国的にも事例が少ないのでないか。ヤードの敷地は640坪で、工場の建坪は400坪。選別ラインや応接室、休憩室が2階にあって工場の天井が高いので、建坪以上に広く見えた。工場内にはスケール2台、ベーラー2台、選別ライン1基があった。
▼騒音が出ないように密閉型にしたうえ、さらに工場の周辺を植栽したり、屋上を緑化したりと、周囲の居住環境に随分と配慮しているのが印象的だった。市街地の古紙ヤードのモデルケースになると思われた。ただ悩みは抜き取りが激化し、古紙の回収量が低下しているとのことだった。
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]