
▼福岡で九州環境ネットワークの発会式にともなう記者会見とパーティがあり、出席させてもらった。前号で報道したように、同ネットワークには九州の廃棄物業者とリサイクル業者25社(1社が増えた)が加盟しており、当面、製紙会社に廃棄物燃料を供給するのが狙いだ。廃棄物とリサイクル業界にはそれぞれの団体はあるが、ビジネスを目的とした両業界を横断する組織はなかった。全国的にも初めての試みだろう。
▼欧米と違って日本の古紙回収業にあっては専門問屋が圧倒的なシェアを持っている。しかし、子細に見ると家庭系と事業系では状況が異なる。段ボールなどの事業系古紙においては、価格が長期にわたって低迷したため、専門の回収人がいなくなり、廃棄物業者が多くを収集するようになった。近年は収集だけでなく、ベーラーを設置して選別・加工分野にも進出してきた。
▼かって収集は廃棄物業者、選別・加工は専門問屋といった棲み分けがあった。これが崩れて、対立の構図が生まれてきたわけだが、逆にお互いのノウハウを共有することで、顧客のニーズを掴んだ共同のビジネスも可能だ。リサイクル促進というプラスの部分に目を向け、共同のビジネスを育てようというのが今回のネットワークの狙いでもある。
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]