
▼紙は文化のバロメーターといわれた時代があったが、インターネットや携帯電話の普及はこうした価値観を変えてしまった。新しいバロメーターとしてトイレットペーパーを提唱したい。というのも2年前の5月にインドにでかけたが、デリー駅から出発したアーグラー行きの列車の沿線で目に飛び込んできたものは、延々と続くスラム街だった。難民ではなくインドの最下層の人たちが生活するスラム街とか。この光景が長く脳裏に焼き付き、安宿に泊まってトイレに紙があるとなぜか安心したものだった。
▼帰国してから彼我のトイレットペーパーの消費量を推定してみた。日本のトイレットペーパーの1人当たりの年間消費量は約8キロ(家庭紙全体では14キロ)。坪量、寸法(紙幅と長さ)などから計算した1ロールの重さは123グラム。8キロを123グラムで割ると65。日本は1人当たり年間65個のトイレットペーパーを使用しているのに対し、インドでは年間2~3個しか使用していない。同じ手法で中国の使用量を計算してみると26~27個。別項のように紙・板紙の生産・消費大国となった中国だが、1人当たりの消費量はまだ74.2キロ。日本、韓国、台湾は倍以上。中国に100キロ時代がやってくる?
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2015年09月21日【新ヤード】
全国で十社十ヤードが判明、昨年より半減
発生減と設備過剰の環境下、新設意欲薄く
2018年01月15日【中国】
段原紙の輸入量、過去最多の150万トン超えか
パルプ輸入量は初めて2,000万トンを超える見込み
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]