
▼ジャーナリスト・吉富有治氏が今秋、出版した「大阪破産」が評判になっている。大阪市が財政再建団体に転落するかもしれない、近未来をシミュレーションした内容なのだが、文章が平易で読みやすいことが読者を引きつける。表題の通りドラスチックな問題を取り扱いっているものの、十分なデータの裏付けがあり、説得力がある。企業と違い自治体の破産などあり得ないと考えている一般市民にとって、この本は大変に参考になるのでないか。
▼本紙が大阪市のごみ行政に関心を抱くようになったのは舞洲にある焼却工場(此花区北港)を見学したのがきっかけ。工場の外観は欧州の著名な芸術家がデザインしたもので、焼却工場というより遊園地に迷い込んだ印象を受けた。総工費600億円をかけて平成13年に竣工したという。一方、市が収集する家庭ごみは可燃物と不燃物を分けていないし、ごみ袋はいまだ大半が黒。1人当たりのごみ量は14大都市の中でもダントツ。舞洲の焼却工場を明とすれば、収集業務は暗。この対比をみれば、大阪市の矛盾が分かるだろう。
▼大阪破産は光文社のペーパーバックス。特徴は①ジャケットや帯がない②本文はすべて横組み③英語まじりの四重表記(ひらがな、カタカナ、漢字、英語)。
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]