
▼古紙、鉄スクラップ、古布、ビンなどの再生資源物は別名、もっぱら物とも呼ばれる。もっぱら再利用されるものとして、廃棄物処理法の対象外に置かれているからだ。従って、ごみであってごみでなく、機密書類やオフィス古紙などの回収で収集運搬の許可が必要ないし、逆有償で引き取ってもいいという解釈がなされてきた。経済産業省などもこうした立場を取っている。
▼では古紙問屋でなく、古紙を原料として使用する立場の製紙工場はどうか。問屋と同じでもっぱら物なので逆有償でも構わないし、処分業の許可も必要ないと解釈できるのかどうか。もっともバイオマス燃料は古紙ではなく廃棄物に当たる。このため、使用する製紙工場はRPF(固形燃料)や廃タイヤチップや木屑を有価で購入している。
▼この辺の事情に詳しい信栄製紙に聞いてみると、富士宮の本社工場は産業廃棄物の処分業としての許可を取得している。もっとも一廃の処分業は取得していないので、これも取得するために手続き中という。逆有償の古紙を使用する場合は、法的には灰色の部分がある。許可はないよりあった方がいいという意向だ。難処理古紙であろうと機密書類であろうと、廃棄物として処理されていた過去を持つ。過去が灰色にしている?
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]