
▼古紙再生促進センターは平成17年度の国庫補助事業として、地方自治体の古紙関連施策などの実態調査を行った。この報告書によると、集団回収団体への助成金についてのアンケート調査報告がなされている。953の市区町村から回答があり、無回答を含めて現在は助成していないと回答したのが30、全体のわずか3%であった。
▼この3%に近畿の政令指定都市や主要都市が絡む。京都市、奈良市では助成がなく、大阪市は助成しているものの物品だけの助成で助成金はゼロ。奈良市はかって回収団体と業者の両方に助成していたが、ある年、突然打ち切った。補助金でリサイクルを行う時代ではないというのが奈良市の言い分。しかし、中国への輸出市場が拡がるとの見通しがあったわけでなく、古紙以外の資源物の分別収集を始めるに当たって、予算を捻出したい(助成金をこちらに回す)というのが真相だったのでないか。
▼自治体の集団回収への助成が拡がると、相場に関係なく古紙が集まるようになり、さらに相場を下押しするという悪循環に陥った。この悪循環の輪を断ち切れたのは、中国市場の成長である。本紙が推定する集団回収への補助金額は180億円前後(業者分も含む)、業者補助は減りつつあるが。
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]