
▼日本製紙連合会によると、昨年の紙・板紙の内需実績は0.3%減だった。その内訳をみれば、紙は2.7%減で衛生用紙を除けば全品種で前年対比マイナスだったのに対し、板紙は1.1%増で全品種でプラスだった。景気が回復する局面にあるが、紙と板紙で優勝劣敗が鮮明となっている。
▼一方、古紙の消費は板紙向けが牽引する形で、11月までの実績で0.9%増えた。輸出価格が国内価格を突き上げ、内外格差は開いている。製紙メーカーにとっては、生産が低迷する環境下で古紙が高騰する状況が続く。ただ紙の需要家である新聞、印刷、出版は経営環境が厳しいが、板紙の需要先の流通、食品、小売は比較的好調にある。
▼昨年、古紙の内外格差の是正を主導したのも板紙メーカーであるレンゴーだった。新聞と雑誌の建値上げを先導する異例の事態も生じた。他の大手メーカーは一律の建値上げより特定の問屋にプレミアム(割増し)価格を付けて、調達コストを抑えながら数量を確保する。こうした各メーカーの独自の価格政策が浸透しつつある。一部の問屋に有利な価格体系は、月間扱い量が小さくワンヤード経営の問屋には不利に働く。プレミアム価格の定着は問屋の系列化(グループ化)の動きにも拍車をかけそう
2010年05月24日【山口資源】この4年で5ヵ所のヤードをオープン
全量持ち込みで低コストの回収を実現
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2005年08月08日【和歌山県】
2,000坪を超えるヤードが2ヵ所(はまだ、太陽産商)誕生
ヤード密度(6万3千人に1ヵ所)が高い和歌山県下で
はまだ、ベーラーを2台保有
2017年02月13日【古紙業界におけるM&A】
今後、生き残りかけた再編・集約が加速か!?
JPによる福田三商の子会社化で
2013年01月07日【中国の家庭紙】金紅叶紙業(APPグループ)、首位を狙う
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]