
▼国内の余剰玉を海外へ。かって日系商社は関東を中心とした全国の古紙問屋から頼まれ、海外メーカーを案内するなどして輸出市場を開拓してきた、いわば輸出市場開拓の先兵となってきた。2000年代初めから2008年のリーマンショック前までは、日系商社と国内問屋にとってはまさに蜜月の時代だったといえよう。ところがリーマンショックによる輸出価格の大暴落で日系商社は大きな痛手を受けて輸出事業を見直すことに。代わって台頭してきたのが中国系商社である。
▼中国系商社の肥大化という現象は、日本だけでなく米国や英国でも起こっている。過日、英国の業界紙に非難記事が出た。「中国の大手バイヤーが我々輸出業者が提示できないような高い価格を出して、我々を市場から閉め出そうとしている」と。これに対し中国大手バイヤー側は「我々は月数千トンを輸出する業者でない。毎月数十万トンを供給しなければいけない。時に他の業者よりも高い価格を提示するのはより多くの数量が必要だからだ。市場から閉め出すという非難は当たらない」と反論する。
▼米国でも中小規模の独立系のブローカーや商社が減った。米国の輸出市場は巨大だが、中国は価格をつけることで市場ごと買っているとの声も聞かれる。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2012年04月02日【米国の古紙】
昨年2,100万トンを輸出し、最多記録を更新
中国向けは68%、日本品との価格差拡がる
2009年10月05日【フジゲン】本格的な蛍光管リサイクル専用工場をオープン
ガラスtoガラス(パナソニック)でマテリアルリサイクル
2007年05月07日【ヤード業者】
企業数(大半は古紙専業者)は全国で1,100社足らず
ヤード数は1,600ヵ所を超える(関東地区に三割が集中)
今年もすでに9ヵ所で新ヤードが開設
2005年10月31日【北海紙管】
逝江省平湖市の紙管工場(05年3月営業運転)で開所式
工場敷地内に古紙・廃プラのヤードを建設
平湖市の営業許可を取得、12月にもオープン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]