
▼1990年代後半から2000年代前半にかけて主要三品の国内建値は一桁価格に転落。段ボールや雑誌に至っては4円~6円(問屋店頭)の底値に低迷したため、問屋や回収業者は回収コストをカバーできず逆有償(排出先から代価をもらう)回収を普及させる。雑誌に至っては問屋ヤードに持ち込んでゼロか代価を取られるため、集団回収の集積所に雑誌だけ放置される事態も。京都のちり紙交換業者が生き残りをかけて家庭からお金をもらう方法を考え出したのも今となっては懐かしい思い出だ。
▼一桁価格に低迷したことで、洋紙メーカーのDIP設備ラッシュが続き、安い雑誌や新聞古紙の利用拡大の動きが活発になった。もっとも段ボール・新聞と雑誌の価格差が縮小することはあっても、格差がなくなったり、逆転することはなかった。日本では主要三品の価格差が歴然としてあり、商品価値の順位は新聞-段ボール-雑誌か、段ボール-新聞-雑誌だった。雑誌の順位の三番目は定位置。
▼ところがこの商品価値が輸出によって覆りつつある。すでに雑誌の輸出円価が段ボールを上回ることは頻繁に起こっているし、雑誌と新聞でも逆転現象が関東商組の3月積み(ドル価は同じ)で初めて起こった。ドル価でも起こるのかどうか。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2015年09月21日【新ヤード】
全国で十社十ヤードが判明、昨年より半減
発生減と設備過剰の環境下、新設意欲薄く
2018年01月15日【中国】
段原紙の輸入量、過去最多の150万トン超えか
パルプ輸入量は初めて2,000万トンを超える見込み
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]