
▼1990年代後半から2000年代前半にかけて主要三品の国内建値は一桁価格に転落。段ボールや雑誌に至っては4円~6円(問屋店頭)の底値に低迷したため、問屋や回収業者は回収コストをカバーできず逆有償(排出先から代価をもらう)回収を普及させる。雑誌に至っては問屋ヤードに持ち込んでゼロか代価を取られるため、集団回収の集積所に雑誌だけ放置される事態も。京都のちり紙交換業者が生き残りをかけて家庭からお金をもらう方法を考え出したのも今となっては懐かしい思い出だ。
▼一桁価格に低迷したことで、洋紙メーカーのDIP設備ラッシュが続き、安い雑誌や新聞古紙の利用拡大の動きが活発になった。もっとも段ボール・新聞と雑誌の価格差が縮小することはあっても、格差がなくなったり、逆転することはなかった。日本では主要三品の価格差が歴然としてあり、商品価値の順位は新聞-段ボール-雑誌か、段ボール-新聞-雑誌だった。雑誌の順位の三番目は定位置。
▼ところがこの商品価値が輸出によって覆りつつある。すでに雑誌の輸出円価が段ボールを上回ることは頻繁に起こっているし、雑誌と新聞でも逆転現象が関東商組の3月積み(ドル価は同じ)で初めて起こった。ドル価でも起こるのかどうか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月31日【大阪市】初の全域入札を実施、平均単価13円モデル収集は予定量の4分の1と低調
2010年03月01日【19大都市の古紙回収】集団回収が73%を占め、分別収集はわずか27%
堺市が最も多く、集団回収だけで67キロ(1人あたり年間回収量)
2008年03月24日【サイダーン】
機密書類の出張細断車をKYB(油圧機器メーカー)が開発
内蔵ドラムと開閉式テールゲートで自働排出
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]