
▼北京オリンピックが終わって中国経済の先行きを危惧する関係者が増えてきているが、我々の業種、古紙についても悲観論、楽観論が交錯する。日本の古紙は中国の輸入増大によって、需給が一変した。昨年は2,248万トンの輸入量に達し、00年の7倍である。成長率はこれから鈍化するだろうけれど、輸入増大の流れは現在も続いており、中国市場の存在感はさらに高まるのでないか。
▼目先のことが見えにくくなったら、中国は長い歴史を持つ国であるということを思い出すことにしている。清末から第二次大戦の動乱、戦後も共産党によるイデオロギー支配体制が続き、およそ200年間、経済成長の蚊帳の外に置かれた。それが90年代に改革・開放経済が始まると、世界を驚かすほどの驚異的発展を遂げる。以来、まだ20年も経っていないことに驚嘆する。
▼2020年から30年にかけて中国経済のGDPは米国を上回るのでないかとみられている。ちなみに紙・板紙の生産高は来年にも米国を上回る見通し。歴史認識でもうひとつ需要なことがある。19世紀は英国、20世紀は米国(アジアでは日本)の時代だったが、21世紀はまちがいなく中国の世紀だ。中国に様々な歪みがあっても世界経済は確実に中国を中心に動く。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月31日【大阪市】初の全域入札を実施、平均単価13円モデル収集は予定量の4分の1と低調
2010年03月01日【19大都市の古紙回収】集団回収が73%を占め、分別収集はわずか27%
堺市が最も多く、集団回収だけで67キロ(1人あたり年間回収量)
2008年03月24日【サイダーン】
機密書類の出張細断車をKYB(油圧機器メーカー)が開発
内蔵ドラムと開閉式テールゲートで自働排出
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]