
▼輸出価格の暴落で、昨年末には国内建値に付いていたヒゲがすっかり消えてしまった。ヒゲとは二階建て、三階建てのプレミアム(割り増し)価格のこと。ちなみに当時の関東地区の国内建値は段ボール18円、新聞20円、雑誌16円(いずれも問屋店頭)だった。ヒゲは新聞にもっとも多く付いていて、28円前後まであった、つまり建値に対し8円前後の多額のヒゲが付いていたわけだ。
▼昨年末、ヒゲがなくなったばかりか、建値が逆に天井価格になり、建値マイナスα(逆プレともいわれた)の取引が活発になる。そんな混乱状態が落ち着いたのは3月頃だったか。3品の建値の下落も15、13、11円で止まる。この結果、輸出より国内が高い、国内上位の価格がしばらく続いた。輸出の問屋手取りが三品とも十円台に乗せてきたのは今8月に入って。
▼11月から12月にかけて輸出価格(問屋手取り)はさらに強くなり、新聞、雑誌はようやく国内建値を上回ってきた(段ボールだけはまだ国内が高い)。新聞はメーカーの発注量に対し完納できない問屋が増えてきている。冬場は古紙の非発生期なので、未納が続き、しかも輸出価格がさらに上昇してくると、国内価格に再びヒゲが付いてくる可能性も出てきた。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2012年04月02日【米国の古紙】
昨年2,100万トンを輸出し、最多記録を更新
中国向けは68%、日本品との価格差拡がる
2009年10月05日【フジゲン】本格的な蛍光管リサイクル専用工場をオープン
ガラスtoガラス(パナソニック)でマテリアルリサイクル
2007年05月07日【ヤード業者】
企業数(大半は古紙専業者)は全国で1,100社足らず
ヤード数は1,600ヵ所を超える(関東地区に三割が集中)
今年もすでに9ヵ所で新ヤードが開設
2005年10月31日【北海紙管】
逝江省平湖市の紙管工場(05年3月営業運転)で開所式
工場敷地内に古紙・廃プラのヤードを建設
平湖市の営業許可を取得、12月にもオープン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]