
▼先週に引き続き大王製紙・前会長の懺悔本について。実はこの本には読み手が最も知りたかった部分が書かれていない。なぜ金も地位もある上場企業の御曹司社長が、破滅するほどギャンブルにのめり込んだのか。
▼2010年秋、かねてから噂のあったいわき大王製紙の新増設のニュースが流れた。155億円を投じて年産30万トンの段ボール原紙の大型設備を導入するー。日本では20年ぶりの段原紙の大型投資であり、欧州に比べて遅れていた薄物化を進める意図があった。この設備投資はリーマンショック前から計画されており、リーマンショックで一時延期したものの、業界を変えてやるという井川意高社長(当時)のメッセージが込められていた。2011年正月、全段連の賀詞交換会のスピーチで大坪理事長は「アウトサイダー」という言葉を三度繰り返した。このアウトサイダーは、大王製紙の大型設備投資に対する牽制の意味合いもあったのではないか。
▼しかし悲願だった段原紙の大型設備投資の発表前後から、意高氏は海外のカジノに没頭していく。一説には高雄氏が段原紙の投資に否定的だったという話もある。業界内と社内の両トップと対立する形になったことが、彼をギャンブルにはまらせたのかもしれない。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年06月08日【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか
2006年10月16日【今年の新設ヤード】
関東が最多の7ヵ所(うち横浜が2ヵ所)
中部、近畿、九州で各4ヵ所
7年連続のヤード開設ラッシュ
2016年06月27日【スウェーデン ごみ事情】
廃棄物発生量はEUで八位、家庭系は十二位
生ごみリサイクルが進むが古紙回収は進まず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]