
▼本紙の調査によると昨年はなんと43ヵ所の古紙ヤードが新設された。619号で41ヵ所の新ヤードがオープンしたと報じたが、九十九紙源センターの長崎県諫早市(11月)と大阪紙業の大阪市鶴見区(12月末)を加えると、43ヵ所になるからだ。この設備投資の主役は古紙問屋だが、前号で紹介したように廃棄物業者がリサイクル施設に古紙のベーラー(大型梱包機)を導入するケースが全国的に増えており、これらも加えると新設数はさらに増える。
▼昨年の古紙回収量は前年に比べてほぼ100万トン増えたもようだ。2000年以降、過去5年間にどれくらい回収量が増えたを調べると、約310万トン増えている(年平均62万トン増である)。同期間に国内の古紙の消費量はわずか63万トンしか増えていない。急速なリサイクル社会の到来で、古紙を含めた資源物のリサイクルが大きく進展していることが分かる。
▼こうした回収増を背景に新ヤードが次々と開設されてきたわけだが、過去5年間に新ヤードはどれくらいできたか。昨年を除き年平均25ヵ所の新ヤードができた。つまり4年で100ヵ所、昨年だけで43ヵ所である。今年も6年連続のヤードラッシュになることは間違いない。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2016年08月29日【王子エコマテリアル㈱ 田口満社長インタビュー】
問屋など約400社から古紙調達
米国や大阪等に駐在し、現場主義培う
2018年05月14日【永野商店】
今年3月に北部工業団地事業所を開設
非鉄事業を開始、総合リサイクル企業へ
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]