
▼紙・板紙生産量のピークは2000年の約3,200万トン。昨年の生産量は約2,600万トンだったので、ピーク時に比べて18.4%減少したことになる。紙と板紙でみると、昨年の紙生産量はピーク時に比べて21%減、板紙生産は同15%減となっている。
▼一方、2000年の古紙消費量は1,792万トンで、昨年の古紙消費量は1,677万トン。こちらは紙・板紙生産のピーク時に比べて6.4%しか減少していない。これは各製品の古紙配合率が高まったことによる。2000年前後は各社ともDIP設備(脱墨設備)の新設ラッシュが続いた時期。それによって新聞・雑誌の洋紙への古紙配合率が一気に高まった。また時代は前後するが、オフィス用紙や牛乳パックの家庭紙への利用拡大、以前は禁忌品だった難処理古紙の利用拡大も古紙配合率の増加に繋がっている。
▼今回取材した廃石膏ボードは建築廃棄物。紙・板紙生産がシュリンクして古紙消費量が減少すると、どうしても歩留まりが悪い古紙は嫌われるが、価格の安さと一定の品種、安定した量が排出されるのは魅力。中芯などの板紙用途に限られるが、キロ3円という価格帯は海外からの引き合いが来ても不思議ではない。新たな販路が広がるか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年06月08日【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか
2006年10月16日【今年の新設ヤード】
関東が最多の7ヵ所(うち横浜が2ヵ所)
中部、近畿、九州で各4ヵ所
7年連続のヤード開設ラッシュ
2016年06月27日【スウェーデン ごみ事情】
廃棄物発生量はEUで八位、家庭系は十二位
生ごみリサイクルが進むが古紙回収は進まず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]