
▼ある板紙メーカーによると再生紙の偽装問題が発覚して以来、フォローの風が吹いているという。というのは、偽装問題が発覚するまでは100%古紙ものの板紙製品であっても、少しでも斑点があったりすると不良品として返品されるケースがあった。返品とまでいかなくとも、塵が入ったり、印刷インキが残渣で残ると、需要家から苦情が出た。
▼それが偽装問題が発覚してから需要家の態度が変わったという。古紙ものは斑点やら塵が残るのは自然で、必要以上に品質がいいものは逆に疑わしい、パルプものに比べて古紙ものは品質が落ちるのが当たり前という、常識的な評価が戻ってきたというわけだ。古紙ものでありながらパルプものと同等のものを作るにはコストと手間がかかる。古紙配合率の高いものが売れる結果、メーカーは原点を忘れた。使う方も作る方も、偽装問題を契機として原点に立ち返ることができたなら、お互いにハッピーといえるのでないか。
▼古紙再生促進センター調べの1-3月累計の古紙消費動向によると、紙向け消費が107.1%と高い成長率をみせた。偽装問題が発覚したのが2月だから、同問題は洋紙の古紙消費にブレーキにはならず、逆にフォローとなって消費が増える傾向にあるようだ。
2010年05月24日【山口資源】この4年で5ヵ所のヤードをオープン
全量持ち込みで低コストの回収を実現
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2005年08月08日【和歌山県】
2,000坪を超えるヤードが2ヵ所(はまだ、太陽産商)誕生
ヤード密度(6万3千人に1ヵ所)が高い和歌山県下で
はまだ、ベーラーを2台保有
2017年02月13日【古紙業界におけるM&A】
今後、生き残りかけた再編・集約が加速か!?
JPによる福田三商の子会社化で
2013年01月07日【中国の家庭紙】金紅叶紙業(APPグループ)、首位を狙う
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]