
過日、ある会合で全産連(全国産業廃棄物連合会)の講演を聞く機会があった。来4月から施行される廃掃法の改正ポイントが主題だったが、産廃業界の現状や展望も詳しく説明していた。
▼廃掃法の改正案では、①自社処理の規制強化、②不法投棄の罰則強化、③優良業者への優遇措置、④業許可の広域化、⑤地方ルールの合理化ー等が盛り込まれている。従来は規制強化が多かったが、今回は緩和策や優遇措置を多分に盛り込んでいる。
▼産廃全体の発生量は年間約4億2,000万トンで横ばいだが、そのうち再生利用量が2億1,000万トンで再生利用率は51%。再生利用が年々増えている一方で、最終処分量が10年前に比べて3分の1になっている。この先も人口減や製造業・建設業の落ち込みによって、産廃業者にとってますます厳しい状況が続くだろう。
▼近年は再生利用が増えているので、産廃業者は他の資源物業者と同じ土俵に上がらざるを得ない。しかし、産廃業者はあくまでも処理費用を貰って処理をするサービス業であり、価格競争力という点では劣る。その打開策として、一元管理や効率性の向上、企業提携や内政化が活発に行われている。古紙業界と同じように、今後は量的拡大のみに頼らない経営が求められる。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年06月08日【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか
2006年10月16日【今年の新設ヤード】
関東が最多の7ヵ所(うち横浜が2ヵ所)
中部、近畿、九州で各4ヵ所
7年連続のヤード開設ラッシュ
2016年06月27日【スウェーデン ごみ事情】
廃棄物発生量はEUで八位、家庭系は十二位
生ごみリサイクルが進むが古紙回収は進まず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]