
▼今年もCFC(中部商組の青年部)の海外視察旅行に同行させてもらった。今年の訪問先はオーストラリア。CFC、本紙ともに初めての南半球の訪問となった。
▼日本は製紙用の木材チップを昨年1200万トン輸入したが、最大の輸入相手国はオーストラリアで36%を占めている。また、日本の製紙メーカーや商社は1990年代から海外の植林を積極的に進めており、中でもオーストラリアが最大の植林地となっている。コアラの餌として知られるユーカリは成長が早く、過酷な自然環境でも育つので、製紙原料として最も適していると言われている。
▼製紙原料であるユーカリが無数に繁り、木材チップを輸出しているオーストラリアだが、紙・板紙に関しては輸入国である。特に印刷・筆記用紙に関しては、国内消費の実に80%を輸入に頼っている。原料に恵まれ需要も豊富なのに、国内生産よりも輸入に頼る理由を聞いてみると、①水資源が少ない、②環境基準が厳しく新たに製紙工場を建設できない、③輸入した方が安いーということだった。製紙産業に必要不可欠である水が少ないということが、最も大きな理由だろう。そして「これから紙の需要はどんどん減るのだから、設備を作る必要はない」ということも語っていた。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2005年03月07日【米国の古紙輸出】
米国の古紙回収増、2000年代に入り大幅に鈍化
過去5年で200万トン弱、日本(318万トン)を下回る
昨年の輸出量、前年比2.6%増にとどまる
2017年09月25日【中国の製紙メーカー】
環境監査で不合格になったのは44社
うち16社が日本古紙を計82万㌧購入
2011年01月10日【政治学者・姜尚中(カンサンジュン)氏にインタビュー】
熊本の古紙問屋に生まれ育ち政治学者に
自伝的小説では激動期の両親の奮闘描く
2015年07月06日【中国の古紙輸入メーカー トップ50社】2014年の中国の日本からの古紙輸入量ナインドラゴンが最多の・・・
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]