
▼2010年のアジアにおける国別の紙・板紙生産順位は3面に掲載したように①中国②日本③韓国④インドネシア⑤インド⑥タイ⑦台湾と続く。中国5%、日本5%、韓国25%、インドネシア43%、インド4%、タイ23%、台湾30%。中国、日本、インドが一桁比率で、韓国、インドネシア、タイ、台湾は30%前後。これは何の比率かというと、生産量に占める紙・板紙輸出量の割合である。ちなみに米国は15%。
▼韓国などの輸出比率が高いというのは、生産量が消費量を大きく上回り、輸出余力があることを意味する。一方、中国、日本、インドは生産と消費が拮抗し、輸出余力に乏しい。インドは消費の2割近くを輸入に依存し、中国も現在のような世界一の生産大国になるまでは輸入国に甘んじていた。その中国は1億トンの生産を前に足踏みしているものの、来年は達成するだろう。
▼日本とインドを除くアジアの生産国がすでに輸出国となっているということは中国が本格的な輸出国に転じたら、韓国などと競争せざるをえない。中国にとってはそれよりも輸出国でない日本とインドが将来、有望な輸出市場と映っているかもしれない。円高の進行で中国からの輸入紙が日本市場に溢れる、そんな時代がやってくるのかどうか。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2015年09月21日【新ヤード】
全国で十社十ヤードが判明、昨年より半減
発生減と設備過剰の環境下、新設意欲薄く
2018年01月15日【中国】
段原紙の輸入量、過去最多の150万トン超えか
パルプ輸入量は初めて2,000万トンを超える見込み
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]