
▼今年は天候不順が続いたが、解せないのは日経新聞で4半期毎に出される産業景気予測の天気図だ。「紙・パルプ」産業は、電力と並んでずっと雨。この根拠は何かというと、「各業種の生産、販売、操業率、収益などから担当記者が判断したもの」とある。担当記者は異動で変わっているが、業界内ではこの数年の間でも起伏があった。その辺りの変化を見極めた上での評価なのだろうか。
▼確かに洋紙分野は需要が縮小していく構造的な不況は否めないが、大胆な設備リストラに踏み切ったメーカーもある。一方で、成長分野である段原紙や家庭紙分野には積極的な投資も行い、機をみた製品値上げにも踏み切っている。このところは、収益改善効果も表れてきた。現に製紙メーカーによっては過去最高の株価をマークし、営業利益が1000億円という大台にもリーチがかかっている。
▼国内での再編の遅れを厳しく評価したのかも知れないが、海外事業の比率は年々高まっている。日経新聞が出す指標は、株価を大きく左右するだろうし、新卒学生が悪天候つづきの業界を就職先に避けることにもなり兼ねない。各社で濃淡もあるが、快晴とはいかなくても、薄日も差しつつある面が適正に評価されてもいいのでは。
2010年05月24日【山口資源】この4年で5ヵ所のヤードをオープン
全量持ち込みで低コストの回収を実現
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2005年08月08日【和歌山県】
2,000坪を超えるヤードが2ヵ所(はまだ、太陽産商)誕生
ヤード密度(6万3千人に1ヵ所)が高い和歌山県下で
はまだ、ベーラーを2台保有
2017年02月13日【古紙業界におけるM&A】
今後、生き残りかけた再編・集約が加速か!?
JPによる福田三商の子会社化で
2013年01月07日【中国の家庭紙】金紅叶紙業(APPグループ)、首位を狙う
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]