
中国は一昨年700万トン、昨年500万トンを超える廃プラを輸入していたが、今年の廃プラに対する輸入ライセンス量は、9月下旬時点でわずか7万トン。通年では9万トンほどになるだろう。昨年の廃プラ輸入量は583万トンで、市場価格では2,600億円に上る。わずか1年のうちに、2,600億円の市場が忽然と消えたことになる。
▼廃プラに携わる関係者によると、中国政府の高官はこう話しているという。「今年から中国の廃プラ輸入はほぼゼロになったが、何も困っていることはないではないか。環境汚染は改善されて、経済活動で困っていることもない。良いこと尽くしだ」と。多少は脚色されているとは言え、中国が廃プラの輸入規制を行ったことによって、経済面での混乱がないというのは事実である。
▼ではこの廃プラの代替原料は何か。回収量が伸びている国内の廃プラとバージン原料である。現在の中国国内のバージンPET原料はキロ150円、国内から回収された廃PETフレークがキロ120円。本来なら、輸入廃PETフレークがキロ90~100円(工場着値)で最も安いが、買うことはできない。当然、中国の廃プラ利用の製品は、今年からコストが膨れ上がっている。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]