
▼回収量の半分近くが輸出されるPETボトルは古紙以上に市況変動も激しい。年初めに比べPETフレークの市況は二割近く下落。そのため容リ法に基づく指定法人ルートで落札した事業者が、価格下落と需要減に耐え切れずギブアップ。容リ協会は年度途中で異例の振替えを行った。当初の二番、三番札と次点の事業者に割り当てる筈が、五番札を経ても決まらなかった。
▼振替えは落札数量で上位何社かの落札分で、全体の二割にあたる四万トン超ものボリュームがあったとみられる。結局、再入札で事業者を再選定したというが、本来、契約破棄は向こう三年間入札に参加できないという規定も、この事業者らは来年度の入札を特例的に認めるという。全てが異例づくしというより、もはや制度崩壊していると言っても過言ではない。
▼行政や法制度の仕組みに則ったリサイクルでは、公平性や一貫性が求められる。当然、市場原理とは相容れない部分が出てくるが、価格急落による棄権を認めるならば、価格が上昇した局面では、どう対応するのか。容リ制度ありきのPET再生事業者が多いこともこの問題を複雑化させている。来年二月から行政回収を始める大阪市も入札で古紙を売却するが、入札制度にもひと工夫欲しい。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2005年03月07日【米国の古紙輸出】
米国の古紙回収増、2000年代に入り大幅に鈍化
過去5年で200万トン弱、日本(318万トン)を下回る
昨年の輸出量、前年比2.6%増にとどまる
2017年09月25日【中国の製紙メーカー】
環境監査で不合格になったのは44社
うち16社が日本古紙を計82万㌧購入
2011年01月10日【政治学者・姜尚中(カンサンジュン)氏にインタビュー】
熊本の古紙問屋に生まれ育ち政治学者に
自伝的小説では激動期の両親の奮闘描く
2015年07月06日【中国の古紙輸入メーカー トップ50社】2014年の中国の日本からの古紙輸入量ナインドラゴンが最多の・・・
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]