
▼日本からの古紙輸出は減少傾向にあるが、米国では依然二千万トンに迫る数量を毎年輸出。巨大マーケットの位置づけに揺らぎはない。中国にすると一大供給地になっており、製紙メーカーの後ろ盾をもつ中国系商社が多数進出している。ただし、これらの商社はほぼ調達機能だけで、現地でヤードを構えていない。
▼日系商社で一九九〇年代から米国に進出したのが、兼松、住商、丸紅、JPの四社だった。各社とも米国で古紙ヤードを構え、当時、日本は輸入国で集めた古紙を日本に輸出するのが狙いであった。ところが、二〇〇〇年代に入り、中国製紙業の興隆とともに、日本も輸出国に転換。米国の日系ヤードは役割を終えて、次々と撤退した。今や残ったのがJPによる三ヤードだけとなっている。。
▼先月訪米し、この三ヤードをすべて見学する機会に恵まれた。JPは、国内でも福田三商を傘下に収めるなど内外で積極的に古紙事業を展開する。本紙として前回、訪米したのが二〇〇九年三月。まさにリーマンショック直後で、どん底の市況だったタイミング。今回は対照的に、暴騰相場の渦中での訪問だった。西海岸エリアでは、ほぼ全ての古紙が輸出されるため、こうした国際市況の波に向き合う緊張感が漂っている。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]