
▼今から十七年前、二〇〇〇年頃に、商社・製紙系のM&Aや合弁ヤードが急激に増加した。当時は古紙価格が下落の一途を辿り、経営自体が苦境に立っていた古紙問屋も多かったことが、商社や製紙メーカーのM&Aを後押しする要因となった。
▼当時のM&Aの事例では、住商紙パルプとリメイキングが、合弁会社のグリーンリメイクを設立したのがちょうどこの年。また当時の王子製紙の子会社である王子トレーディングも、本栄商事を買収して新ヤードを開設した。JPも古紙事業の強化を行い、九九年に九州紙パ資源、〇〇年に中部紙パ資源の新ヤードをそれぞれ開設。また同年に栗原紙材と合弁でジェイ・ケイリサイクルを設立した。〇一年には大阪にも紙パ資源の新ヤードを開設するなど、立て続けに古紙ヤードをオープンしている。また国際紙パルプ商事は、靖国紙料と合弁でリサネット・カンサイを設立。商社・製紙が古紙事業を強化する転換期となった。
▼今回のJPによる福田三商のM&Aは、市況・需要共に好調の中で行われており、当時のような悲壮感はない。齋藤会長は「会社の資産である株式の価値を最大限に引き上げるM&A」と話す。今後このようなケースは増えていくのか。
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]