
▼十二月上旬に中国の珠海で催されたRISIの古紙会議に出席。百名近くが参加し、日本勢はKPP、トーチインターナショナル、阪和興業、宮崎という顔ぶれだった。KPPの中道徹氏はスピーカーとして登壇しプレゼンを中国語、ディスカッションを英語で行う巧みな対話力が光った。中国の古紙価格が暴騰したタイミングで、やはり今後の市況動向に関心が集まった。
▼「長く続くことはない」「異常な相場」との声が上がり、早期に平常化するとの見方が強かった。今回、露呈したのは、中国国内で古紙回収量が増えたことのリスクだ。韓進海運の破綻で、輸入古紙の供給が滞った。そこへ地元問屋は戦略的に売り渋りに出た。春節前の需要期と重なり、焦った大手製紙メーカーが限られた玉に殺到。狂乱相場を招く結果となった。
▼米国からの参加者には国内市況やトランプ政権の影響を訊いてみた。製紙は経済が良くなれば消費も伸びるし、彼はビジネスマンなので悪い方向にはいかないと楽観的だ。また米国の国内価格は、輸出相場に追随することなく二極化。年に一度、価格を決めて値上げ交渉はほぼないという。米国では段原紙への転抄、アジアでも増設が続くため、今後も古紙の供給不足に陥る場面は頻発しそうだ。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年07月02日【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]