▼昨秋、このコラムでも触れたが、KCN(近鉄ケーブルネットワーク)のTV番組『奈良イチ研究所』に出演させてもらった。収録は二日間で、昨年十一月二日に弊社の事務所でインタビュー。十一月四日の午前中は奈良の古紙問屋である吉田稔商店で、午後からはレンゴー・尼崎工場でロケを行った。
▼番組は三十分番組で、前半は古紙ジャーナルの歴史や特徴、購読者層、新聞作成の流れを説明。そして古紙の基本的な事柄を分かりやすく説明した。また一般の視聴者向けなので、禁忌品がどういうものか、どのような被害が出ているかについても詳しく説明した。番組後半は、集められた古紙が実際にどのようにリサイクルされているかを映像と共に紹介。吉田稔商店で古紙を選別・梱包・出荷する様子や、レンゴー・尼崎工場で段ボール古紙がパルパーに投入され、中芯原紙ができるまでの抄造工程を説明してもらった。
▼普段の紙面作りとは違い、TVカメラの前で説明するのは緊張と難しさを感じたが、古紙リサイクルの一端を近畿圏の視聴者に伝えられたのではないか。ご尽力頂いた吉田稔商店並びにレンゴー・尼崎工場、レンゴーペーパービジネスの関係者様には、この場を借りてお礼を申し上げたい。
まだデータがありません。
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]