
▼海外に出向くと各国の古紙の実態が分かる。欧米やオーストラリアではシングルストリーム(混載収集)が一般的であり、日本の混ざり物がない家庭系古紙とは比べ物にならない。一昔前は「環境はドイツに学べ」と言われたが、近年のドイツのDSD(デュアルシステム)は停滞感が強くなっている。また、古紙回収率で世界一を誇る韓国だが、古紙ヤードでベール品を見る限り、品質はそれほど高くない。
▼日本の古紙は排出者のモラルが高い上に選別が徹底されており、他に追随を許さない。寧波中華紙業ではMIXのほとんどを日本品で賄っており、欧米のMIXは使い勝手が悪いという。リー&マンは欧米のMIXを多用しているが、結局選別の時間と手間がかかっている。ナインドラゴンは白板マシンが次々と稼動し、J-MIXの購入量を増やしている。来年以降も各社の新設が目白押しで、J-MIXのオファーが増えることは間違いない。
▼その一方、山東山鷹紙業ではJ-MIXの返品の山が置かれていた。金銀紙、耐水紙、感熱紙、昇華転写紙、不織布のようなものまで約100ベールが山積みになっていた。夏場は下落相場が続いていたが、そういう時にこそ問屋の質とモラルが問われる。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2018年04月23日【容リ協会 入札結果】
中国の規制強化後も、還流みられず
PET・紙製容器は穏当な結果に
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2016年02月15日【古布】
昨年の輸出が過去最多の二十六万㌧
マレーシア牽引、輸出価格は弱含み
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]