
▼以前このコラムで書いたが、中国山東省に龍福社という廃ペットボトル再生工場がある。十二月中旬にその龍福社を訪問してきた。
▼立地的にはかなり不便な場所にある。昼に北京空港に降りてから、電車と新幹線を乗り継ぎ、徳州市駅に降り立った時には既に夕方だった。徳州市駅のホームを降りて外に出ると、そこには見渡す限りの霧。しかしこれは霧ではない。PM2・5が、数メートル先も見えないほどに広がっていた。そこからさらに車で二時間ほど走った場所に、龍福社の工場があった。
▼今年の初め、中国で二〇一四年の創造企業の表彰が行われた。わずか十名の受賞者の中に、龍福社の創業者である段社長の姿があった。この創造企業の表彰は、中国全土で画期的な発明、画期的な取り組みを行った企業を表彰する制度で、ごく限られた者しか受けることができない。
▼龍福社は、これまでの廃プラ再生工場=低品質・低価格の人海戦術による工場という概念を破り、高品質であり高付加価値の製品を作る技術を開発した。廃ペットボトルから長繊維を生産することは困難だが、同社では長繊維を生産して絨毯や毛布を作っている。実際に選別工程や生産過程を見学したが、世界に誇れる技術だと感心した。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月31日【大阪市】初の全域入札を実施、平均単価13円モデル収集は予定量の4分の1と低調
2010年03月01日【19大都市の古紙回収】集団回収が73%を占め、分別収集はわずか27%
堺市が最も多く、集団回収だけで67キロ(1人あたり年間回収量)
2008年03月24日【サイダーン】
機密書類の出張細断車をKYB(油圧機器メーカー)が開発
内蔵ドラムと開閉式テールゲートで自働排出
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]