
▼北京で開催のRISI主催の国際古紙会議には、日本製紙の資材部から理文造紙(リー&マン)の江蘇工場に出向中の池上氏も出席。江蘇工場にいる日本人としては唯一で、生活もほとんどが工場内の生活区で娯楽も限られ、修行のような生活だとの話。駐在九カ月で中国語も流暢に使いこなす。
▼工場では、国内古紙の購買を担当。輸入古紙は別に担当者がいるとのこと。中国の商習慣はしがらみだったり、長期的な信頼関係を築こうという考えがなく、むしろドライであるため、日本人でも調達業務ができるという。日本のような古紙問屋とゴルフや飲食を共にするというのは、会社から禁じられておりご法度なのだそう。ちなみに、理文は輸入古紙も日本品をほとんど使用しておらず、欧州品が中心である。
▼国内古紙の価格変動も激しく、内陸と沿岸部で価格差があり、沿岸部でも少なくても四地域で価格の違いがあるという。またメーカーによっても水分引きの比率の差が大きかったりする。そのため、単純に工場着値ベースでは買値を比較できないようだ。国際価格と連動するととも言い切れず、変動要因も不透明な側面が強い。今回の会議では国内古紙の品質と価格をいかに安定化させるかが議論の的だった。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年06月08日【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか
2006年10月16日【今年の新設ヤード】
関東が最多の7ヵ所(うち横浜が2ヵ所)
中部、近畿、九州で各4ヵ所
7年連続のヤード開設ラッシュ
2016年06月27日【スウェーデン ごみ事情】
廃棄物発生量はEUで八位、家庭系は十二位
生ごみリサイクルが進むが古紙回収は進まず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]