
▼ペットボトルに関心を持ったのは、韓国に出張し、韓国の古紙問屋がペットと廃プラを回収し、中国に輸出しているのを見たことがきっかけ。日本に帰り栃木県南河内町のウイズペットボトルリサイクルの再生処理工場を見学に出かけた。1995年秋のことだった。
▼容リ法による分別収集が始まったのがこの2年後だから、日本では当時、ペットボトルはほとんどごみだった。しかし、関東の自治体が自主的にリサイクルに乗り出し、このウイズと契約。約110の自治体によって年間2,200トン集められていた(処理能力は通常5,000トン)。しかし、約35億円という過大な投資やランニングコストを考えると、フル操業し、かつ製品(フレーク状の再生ペット樹脂)の売却価格がキロ200円から300円(当時100円)にでもならないとペイできないと語っていたのが印象的だった。
▼この工場が閉鎖したと聞いたのは何年前だったか。分別収集が始まってからもペットボトルの再商品化事業は製品が売れないし、価格も低迷するという、厳しい環境が続いた。閉鎖は時間の問題だったのだろう。ところが最近は製品需要が増え、売り先の心配がなくなったどころか、中国という輸出市場もあって、原料が不足するようになった。
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]