
▼古紙の回収は地域密着型の地場産業だが、ごみの収集も 市町村、都道府県単位で許可が必要になり、地場産業としての性格が濃厚。このため日本では全国を横断するごみ収集業者が欧米と違って、育っていない。現行の廃棄物処理法によると、ごみは産廃と一廃に分けられ、産廃は排出事業者が処理責任を持ち、一廃は市町村が持つ。いずれも許可が必要で、古紙のように自由な回収はできない。
▼釈迦に説法だが、この一廃はさらに家庭系と事業系に分かれる。家庭系は市町村自ら、事業系は市町村から認可を受けた許可業者が収集しているケースが多い。事業系とはオフィスや商店などから発生するごみで、中身の半分は紙ごみとみられている。家庭系は生ごみやプラスチックが多いが、紙ごみも三割近くを占める。
▼この4月、大阪府の堺市が15番目の政令指定都市になった。政令指定都市をふたつ抱えるのは、神奈川県、福岡県に次いで大阪府が3番目。こうした大都市でも一廃の業者数は千差万別。札幌市は財団法人の札幌市環境事業公社がひとつあるだけ。仙台市も4社と少ないのに対し、東京都は600社以上もある。一廃の許可は欠格要件がなければ申請・受理される場合と、新規参入がほとんど認められないかの両極端にある。
2008年07月28日【東日本の古紙回収】
全国の回収量のほぼ半分を占める
北海道、圧倒的に集団回収に依存
新聞のネットの回収率は84%(本紙推定)
2018年11月05日【中国向けの輸出価格】
未曽有の超高値圏へ突入
ライセンス切替時が節目か
2016年01月18日【PETボトルリサイクル】
回収量・回収率ともに依然増加傾向が続く
落札単価は二五円(上期)から三八円(下期)に上昇
2018年06月04日【古紙・廃プラ 輸出動向】
東南アジアの港湾混雑が深刻化
ベトナム南部の港で6月から荷受停止へ
2008年08月25日【石川県の古紙回収】
回収量低く、ごみ有料化で掘り起こし期待
【富山県の古紙回収】
集団回収が76%、分別収集は随契が主流
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]