
▼中国リスクの1つとしてよくいわれるのが、暴動などによる社会不安の勃発だ。エジプトや中東のような反政府運動が中国全土で拡がれば、経済への大きな打撃も避けられないからだ。中国は過去に天安門事件を経験している。昨年は人権活動家がノーベル平和賞を受賞したが中国政府は黙殺。最近では人権擁護派の弁護士や芸術家など数十人が相次いで政府に拘留された。
▼こうした中国政府の人々を抑圧する動きに、国際社会からは批判が高まっている。前号で報じた日本資本による現地ヤードでも、従業員が政府への不満を口にすることも少なくないそうだ。とはいえ天安門事件当時に比べると1人っ子政策が奏功し、若年層が大幅に減少。高齢化社会に突入した中国に、もはや暴動を起こすエネルギーは残されていないとの見方もある。
▼かたや隣国のインド。中国を意識してか、民主化を遂げた世界で最も人口の多い国と標榜する。20年後には中国を抜き世界一の人口になるとの推計もある。本紙で特集してきたとおり貧富の差は激しいものの、人口の半分超は24歳以下の若年層だ。何事にも交渉が難しい気質もあるが、持ち前の愛嬌やサービス精神は前途を明るく照らす。平和で開かれた社会ゆえの底力に期待がかかる。
2011年06月27日【安田金属】広島市廿日市市の工業団地に8施設を展開
鉄スクラップから総合リサイクル業に発展
2010年03月15日【2015年中国予測】生産量は1億4,000万トン、古紙消費量は1億トン
国内回収が7割に増加、輸入は頭打ち傾向
2015年09月21日【新ヤード】
全国で十社十ヤードが判明、昨年より半減
発生減と設備過剰の環境下、新設意欲薄く
2018年01月15日【中国】
段原紙の輸入量、過去最多の150万トン超えか
パルプ輸入量は初めて2,000万トンを超える見込み
2009年11月16日【はまだ】阪南リサイクルセンター(尾崎製紙の構内)がオープンへ
機密書類をローコスト回収、パルパーで溶解
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]