
▼大王製紙の現経営陣と創業家の溝が深まっている。グループ会社の株式買取りを巡ってである。佐光社長は子会社から株の買い戻しを粛々と進めるが、元顧問の井川高雄氏が買取価格や交渉プロセスを理由に反発。高雄氏は、日経のインタビューで製品を競合他社に販売する可能性も示唆するなど、問題収束の長期化だけでなく、グループ各社の分裂の危機にも瀕している。
▼関連会社間の株式持ち合いの構図は複雑だが、製品や原料の流通ルートも入り組んでいる。古紙については、同グループで昨年の消費量が判明しているのが大王製紙の119万トン、いわき大王製紙の43万トン、大津板紙の23万トン。他に消費量は未発表だが、本紙推計で大成製紙が10万トン、大宮製紙で3万6,000トン。グループ全体での消費量は年間200万トンほどになる。
▼古紙の調達ルートが大王製紙だと東と西で異なる。関西や四国、九州などの西からは資材担当(資材第二課)が調達するが、関東を中心とした東では関連会社である東京紙パルプ交易が仕入れる。同じ関西でも大津板紙は自社で原料を買い付け、関東でもいわき大王製紙は独自に調達。同じ地区であってもグループ内で複数の古紙調達窓口が存在しているわけだ。
2010年05月24日【山口資源】この4年で5ヵ所のヤードをオープン
全量持ち込みで低コストの回収を実現
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2005年08月08日【和歌山県】
2,000坪を超えるヤードが2ヵ所(はまだ、太陽産商)誕生
ヤード密度(6万3千人に1ヵ所)が高い和歌山県下で
はまだ、ベーラーを2台保有
2017年02月13日【古紙業界におけるM&A】
今後、生き残りかけた再編・集約が加速か!?
JPによる福田三商の子会社化で
2013年01月07日【中国の家庭紙】金紅叶紙業(APPグループ)、首位を狙う
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
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11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]