
▼2000年代から続いたヤードラッシュが息切れしてきた。毎年20~30カ所近いペースで各地に新ヤードが出来てきたが、この2年は10カ所を切った。全国で総ヤード数は1,800カ所を数え、飽和感は強い。新規にヤード展開するよりも、業者間の提携やヤードの運営主体の交代が新たなトレンドとなりそうだ。
▼ある問屋の話では、関東圏で新規顧客を獲得するため、企業に引取り営業をかけたところ、何十件も立て続けに断られたという。面談すらままならず、けんもほろろ。成約に至るには程遠い状況だったという。さらに扱い量を伸ばしたくとも、どの企業も回収する業者が既に決まっている。流通ルートがほぼ固まり、既存のヤードですら、数量増は容易でないようだ。
▼発生元の企業も、高値の提示だけでは首を振らなくなった。安定取引はもちろんのこと、業者との地域的つながりや社会的貢献度が重視されつつある。問屋には知恵の絞りどころで、即効性はないものの、ソフト面での仕掛けが後々効いてくる。例えば、サイコ―(仙台)による新卒採用、北海紙管(札幌)のスポーツごみ拾いイベント、出前講座を行う明和製紙原料(岡山)など独自の取組みも多い。これが問屋の個性にも重なっている。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年06月08日【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか
2006年10月16日【今年の新設ヤード】
関東が最多の7ヵ所(うち横浜が2ヵ所)
中部、近畿、九州で各4ヵ所
7年連続のヤード開設ラッシュ
2016年06月27日【スウェーデン ごみ事情】
廃棄物発生量はEUで八位、家庭系は十二位
生ごみリサイクルが進むが古紙回収は進まず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]