
古紙問屋は老舗が多い。今年も山室(東京都)、高良(福島県)、山傳商店(宮城県)の3社が創業100周年を迎えた。本紙調べで100年の業績をもつ古紙問屋は9社を数える。平均的な社歴は50、60年前後か。山室は8ヤードで古紙を扱う他、PETや古着も扱い多角化を志向。高良は東北の雄として、鉄・非鉄金属を含め総合的な再生資源業を手がける。山傳商店は仙台を地盤に、強固な集荷体制を築いてきた。
▼古紙問屋業が長らく続いてきた理由に、①人々の根源的な営みに関わり、資源の循環・再生は理にかなう、②企業規模が大き過ぎず、地場産業として根付いてきた、③製紙メーカーと信頼関係を築き、安定成長してきたことが挙げられる。市場が成熟し過当競争にさらされながらも、淘汰再編の動きが鈍かったことも長寿の秘訣であろう。
▼帝国データバンクがまとめた「百年続く企業の条件」(朝日新書)によると、日本には社歴100年の企業は約2万社あるという。財務データを分析した結果、「老舗企業は保有株式や土地・建物など蓄積した資産を活用して、本業外で収益を生み出している」とその強みを導き出す。また老舗企業のリスクは、財務や事業内容より事業継承や組織文化に潜むとも指摘する。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年06月08日【4月の古紙輸出】
全品種で記録更新し、過去最高の56万トン
累計でも前年比5割増の180万トンに達する
5月は余剰玉の減少から40~45万トンか
2006年10月16日【今年の新設ヤード】
関東が最多の7ヵ所(うち横浜が2ヵ所)
中部、近畿、九州で各4ヵ所
7年連続のヤード開設ラッシュ
2016年06月27日【スウェーデン ごみ事情】
廃棄物発生量はEUで八位、家庭系は十二位
生ごみリサイクルが進むが古紙回収は進まず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]