
▼地域別に古紙の回収量と消費量を調べてみると、消費が回収を上回る、古紙の消費地に該当するのが北海道、東北、中部、中・四国の四地域。中部とは甲信越、北陸を含めた10県を指し、消費地といっても静岡県に消費が偏っているけれど。これらの地域からの移出(国内他地域への)や輸出量は当然、少ない。
▼一方、回収が消費を上回る供給地は関東、近畿、九州の3地域。とくに関東は870万トンの古紙を集め、域内消費は280万トン。差し引いた供給量(供給余力)は590万トンにものぼる。これらが北海道や東北など他地域に移出されたり、中国を中心にしたアジア向けに輸出されているわけだ。同じ供給地でも供給量は近畿が160万トン、九州が100万トンだから関東が群を抜く。
▼輸出が本格化する以前、これらの供給地の問屋は移出しか余剰対策がなかったが、輸出によって自ら需給調整能力を持つようになった。回収量ではなく供給量のどれくらいが輸出に回っているかをみると、関東が34%、近畿36%、九州44%。九州の比率がもっとも高い。なぜか。移出では輸送コスト面でハンデがあったが、輸出だと九州というハンデがなくなる。九州が輸出へ傾斜したのは自然の流れか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月31日【大阪市】初の全域入札を実施、平均単価13円モデル収集は予定量の4分の1と低調
2010年03月01日【19大都市の古紙回収】集団回収が73%を占め、分別収集はわずか27%
堺市が最も多く、集団回収だけで67キロ(1人あたり年間回収量)
2008年03月24日【サイダーン】
機密書類の出張細断車をKYB(油圧機器メーカー)が開発
内蔵ドラムと開閉式テールゲートで自働排出
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]