
▼年末、年始に急騰した古紙の輸出価格は中国の春節(旧正月)前にいったん値下がりしたが、春節後は予想されたように値上がりしてきた。上海万博を控えていることもあって中国の古紙需要は今年も旺盛だ。春節前の価格水準に戻り、主要三品の中国からのオッファはCIFトン220ドル前後で推移している。
▼主要三品の200ドル台乗せは中国市場が巨大化してから今回が2度目。①今回の上昇が前回の08年の高値を上回るのか②高原相場がどの程度の期間続くのかーに注目したい。円価(問屋手取り)は為替によって左右される。比較の物差しとしてはドル価(CIF価格)の方が正確。ドル価でみた前回の高値(関東商組の輸出価格による)は段ボール254ドル、新聞288ドル、雑誌251ドルだった。当時は為替が1ドル110円前後の円安だったので手取りもキロ20円を超えたけれど。
▼08年10月の大暴落後、昨年は国内製紙が価格の主導権を握ったが、今年は輸出価格が再び国内を主導するだろう。主要港に近いヤードからだと問屋手取りは段ボール16円~17円、新聞17円~18円、雑誌16円~17円。国内建値は地域間格差もあるので、内外格差が大きくなった。国内製紙はどう対応するか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月31日【大阪市】初の全域入札を実施、平均単価13円モデル収集は予定量の4分の1と低調
2010年03月01日【19大都市の古紙回収】集団回収が73%を占め、分別収集はわずか27%
堺市が最も多く、集団回収だけで67キロ(1人あたり年間回収量)
2008年03月24日【サイダーン】
機密書類の出張細断車をKYB(油圧機器メーカー)が開発
内蔵ドラムと開閉式テールゲートで自働排出
2006年05月08日【容器包装リサイクル】
今年度のPETボトルの落札価格、遂に有償に
平成12年のスタート時に比べて、紙とPETは暴落
高止まりのプラスチック、競争原理働かず
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]