
▼昨年の中国の古紙輸入量は2,435万トンで前年比11.5%減だった。古紙だけでなくパルプ輸入も減ったことから、原料調達に構造変化が起きたことを物語る。2000年代に入り初めての減少となるが、関東商組の新年会の席上で大久保信隆理事長代行は「(今年の)中国の輸入数量は全世界から3,766万トン買うということで、中国の買い姿勢は無視できない」と話した。
▼この3,766万トンというのは、中国の各製紙メーカーが使用する輸入古紙の数量を政府に申請し、ライセンス認可を受けた数量で、それを積み上げて合算したもの。そのうちナインドラゴンが905万6千トン(23.99%)、リー&マンが381万トン(10.11%)で、この2社だけで34%を占めるという。昨年の輸入量に比べ、1.6倍に相当する輸入枠があるというわけだ。
▼中国国内の回収量も急増しているとはいえ、上物古紙など発生がまだまだ限られている品種もあり、輸入品の引き合いも増えつつある。新たにDIP設備を導入する大手メーカーや、一部では古紙ものトイレットペーパーを製造するメーカーも現れているようだ。今年は輸入の数量とともに多品種化する傾向にも注目したい。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2012年04月02日【米国の古紙】
昨年2,100万トンを輸出し、最多記録を更新
中国向けは68%、日本品との価格差拡がる
2009年10月05日【フジゲン】本格的な蛍光管リサイクル専用工場をオープン
ガラスtoガラス(パナソニック)でマテリアルリサイクル
2007年05月07日【ヤード業者】
企業数(大半は古紙専業者)は全国で1,100社足らず
ヤード数は1,600ヵ所を超える(関東地区に三割が集中)
今年もすでに9ヵ所で新ヤードが開設
2005年10月31日【北海紙管】
逝江省平湖市の紙管工場(05年3月営業運転)で開所式
工場敷地内に古紙・廃プラのヤードを建設
平湖市の営業許可を取得、12月にもオープン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]