
▼自治体の古紙回収量の調査がようやく九州地方を終えた。あとは沖縄県を残すのみ。2007年の夏より始め、不定期で掲載してきたが、足かけ5年近くかかったことになる。読者から調査の方法をよく聞かれるが、各自治体に1つ1つ電話やFAXなどを駆使して問い合わせ、地道にデータを拾い集めてきた。
▼そのため、膨大な時間も要したが、各地の実情もよく分かった。東西における行政回収の実施状況の違い、集団回収による助成額の地域差、家庭ごみの有料化や雑がみ回収がもたらす底上げ効果など、様々な要素が複雑に回収量に結び付く。どの施策の組み合わせが回収量を最大化できるか、一概にいうのは難しいが、全国のデータが揃えば改めて俯瞰してみたい。この間、全国の回収量はピークアウトしたり、スーパーでのポイント回収など新たな回収方式も拡がってきた。
▼自治体の回収量データは、今後のポイント回収の導入に向けた指標にもなるのではないか。実際、スーパーのカスミがポイント回収所を設置する判断基準に、①市町村の古紙回収頻度が月2回以下(月1回を優先)、②店舗前に11平米以上の設置可能スペースがある、③客数が2,500人/日以上という3つの条件を挙げている。
2010年05月24日【山口資源】この4年で5ヵ所のヤードをオープン
全量持ち込みで低コストの回収を実現
2008年02月11日【千葉県の古紙回収】
25万7千トンを回収、集団回収と分別収集で折半
首都圏では最も家庭ごみ有料化進み、半数の市で実施へ
2005年08月08日【和歌山県】
2,000坪を超えるヤードが2ヵ所(はまだ、太陽産商)誕生
ヤード密度(6万3千人に1ヵ所)が高い和歌山県下で
はまだ、ベーラーを2台保有
2017年02月13日【古紙業界におけるM&A】
今後、生き残りかけた再編・集約が加速か!?
JPによる福田三商の子会社化で
2013年01月07日【中国の家庭紙】金紅叶紙業(APPグループ)、首位を狙う
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]