
古紙がグローバルに取引される国際商品として認知されてきた一方で、最近では政治銘柄化しつつあることも事実だろう。中国の製紙メーカーは、政府から発行された輸入ライセンスをもとに世界各地から古紙を輸入できる。そのライセンスの数量がどのように決まるのか根拠が判然とせず、結果的に大手のメーカーに集中している。特に外資系メーカーが割を食っており、栄成紙業のような台湾系、APPのようなインドネシア系、北越のような日系企業は、ライセンスが激減またはゼロという状況。栄成紙業は安価な輸入古紙を前提に、上海市場へ株式上場を目論んでいたが、計画撤回を余儀なくされている。
廃プラに遅れて、2020年末にも古紙の全面輸入禁止が現実味を帯びる。廃プラ業界も政府に陳情したが、政府上層部には声が届かなかった。一方、ナインドラゴンの張茵董事長は、習近平夫人の彭麗媛とかつてのルームメートであり、直接陳情できたことが、規制の時間差に繋がったとの話がある。検証は難しいが、こうした見方が飛び交うほど政治性も帯びてきた。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]