中国の古紙輸入規制の記事一覧

2018年8月6日 海外動向 »  1290号

【中国の生態環境部】固形廃棄物環境法改正
7～8月の減産量は計36万t【中国大手製紙メーカー】

　中国の生態環境部は7月17日、固形廃棄物汚染環境防止法の改正案を公表した。この案に対し、8月18日まで意見を募集している。同法は1995年の制定以来、これまで4度改正されており、直近では2016年に改正された。今回の改 […]

2018年7月23日 市場データ »  1288号

【西日本の豪雨被害】
物流網寸断で
古紙入荷半減の工場も

　西日本の豪雨被害を受けた地域にある製紙メーカーは順次、生産を再開している。特に岡山県、広島県、愛媛県で甚大な被害があったが、王子マテリアの呉工場が工業用水の断水で一時的に稼働停止を余儀なくされた他、日本製紙の大竹工場や […]

2018年7月9日 市場データ 海外動向 »  1286号

【中国の環境政策】2020年までに古紙輸入ゼロへ
再生パルプにも検査強化か

　中国の国務院が6月末に提出した環境政策の方針の中で、2020年までに古紙を含む輸入廃棄物の輸入をゼロにする方針を打ち出した。前号で特集したとおり、中国政府は様々な手段を組み合わせ、古紙の輸入規制を実施してきたが、この方 […]

2018年7月9日 市場データ » 1286号

＃１０（雑誌系）が今年最高のＣＹ18円に
国内向け消費が増える中、内外で取り合いに

　中国向けの雑誌系古紙である＃１０の輸出価格が上昇している。6月下旬には、関東地区のＣＹ（コンテナヤード）渡しでキロ18円と、今年に入り最高値を付けた。古紙問屋の店頭渡しでも16〜16.5円で国内向け基準価格である15円 […]

2018年7月2日 市場データ » 1285号

【中国による古紙輸入規制の半年を振り返る】
輸入規制の強化から半年、米国品が狙い撃ち
大手に輸入ライセンス集中も再生パルプに照準

　直近の輸入規制に関する動きは2つある。①米国での船積み前検査における自主検査の撤廃と、②中国の輸入業者の登録再申請である。①は6月22日からの実施、②は8月1日までの申請が必要である。 　特に最近は米国品に対する引き締 […]

2018年6月18日 市場データ 海外動向 »  1283号

【中国古紙】
各大手製紙がマシン停止
輸出経費は以前の1.5倍に

　本紙では、中国の古紙輸入統計はジェトロ（日本貿易機構）のデータベースか、日本紙類輸出入組合に頼んで入手している。しかしそのデータは、今年の3月分が発表されて以降、更新されていない（6月13日時点）。これまで10年以上、 […]

2018年6月11日 市場データ 海外動向 »  1282号

輸出価格は依然上昇
ライセンス量は1,084万tに

　中国税関は5月28日、輸入廃棄物の輸出前検査に関する新たな要項を発表した。それによると、積載時の写真5枚添付や、輸出者はＩＳＯ又はＩＥＣ１７０２０の取得を義務付ける等、輸出前検査に関する必要事項が記載されている。以前と […]

2018年6月4日 市場データ »  1281号

【中国の古紙需給】
前倒しで米国禁輸を解禁
古紙不足で原料操短も

　先週号で触れたが、中国政府は5月22日、カナダのＣＣＩＣを通じ米国品の輸出を再開できる主旨の通達を公表した。米国の関係筋によると、翌日から事実上、禁輸が解除されたという。当初、中国政府は5月4日から6月4日までの1カ月 […]

2018年5月21日 市場データ » 1279号

日本品ＯＣＣが初のシップバック処分
市況の回復期待にくすぶる品質リスク
【中国の禁忌品0.5％ルール施行後】

　日本から出荷したＯＣＣが4月下旬、中国青島港でシップバック処分を受け、波紋が広がっている。中国で3月から禁忌品0.5％の新ルールが施行されて以来初めてのケースだ。前号4面で取り上げたとおり、中国政府が5月4日より1カ月 […]

2018年5月14日 市場データ 海外動向 »  1278号

【中国古紙市況】
中国が米国古紙を1ヵ月禁輸へ
日本品に特需期待高まる

　中国税関当局の発表などによると、中国は5月4日から6月4日までの1カ月間、実質的に米国からの古紙の輸入停止に踏み切った。 　中国に古紙などの再生資源を輸出する場合、世界各地にあるＣＣＩＣ（中国検験認証）が船積み前検査を […]

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