
昨年末、いくつかの古紙問屋に、紙上で親子対談が出来ないか打診してみたところ、脆くも断られた。親子関係、事業ともに順風にみえる問屋にお願いしたのだが、第三者にはうかがい知れぬ機微に触れることもあるのだろう。いかにスムーズな事業承継を行えるかは、これからの問屋経営のカギであり、成功事例からファミリービジネスのあり方に対する問いかけになればと期待したのだが。
世代を跨ぎ、親子で作家として活躍してきた故新田次郎と藤原正彦がいる。新田次郎は山岳小説の名手で、精緻な自然描写に特色があった。藤原正彦は本業が数学者であるが、米国と英国の大学でも教鞭をとった経験から、グローバルな視点を織り込んだ骨太なエッセーに定評がある。両者とも個人的にファンなのだが、圧巻なのが親子二代で書き継いだ小説の「孤愁(サウダーデ)」。外交官の視点から日本人の美徳に迫った話で、父の絶筆を藤原が完成させたという大作だ。こうした親子で描き継いだ小説は他に類をみないという。
家族経営もある意味で先代の軌跡をなぞりつつ、新たなページを綴じていくようなもの。先祖への愛惜と未来への憧憬が原動力となっていくのではないか。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2011年12月05日【紙向け古紙消費】
消費を牽引した紙向け、4年連続でマイナスへ
過去3年で100万トン減、今年も60万トン減か
今後は板紙向けが古紙消費の牽引役になる
2009年04月20日古紙問屋大手3社(大本紙料、宮崎、北海紙管)が業務提携を結ぶ
狙いは経営基盤の強化ときめ細かいサービス
回収エリアは北海道から九州まで網羅
2006年09月18日【SCAパッケージング】
外装ライナーの坪量(1㎡当たりの重量)は105~180グラム
日本に比べて欧州での薄物化、急速に普及へ
2016年09月05日【月別の需給ギャップ】
回収は四月、消費は十月がピーク
需給が緩む上半期は輸出量が増加
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]