
住商紙パルプと上海住友商事のアテンドにより、中国の製紙メーカー及び古紙ヤードの現状を見て回った。来年、70万トンの白板マシンの稼動を控える寧波中華紙業(APP)、吉安グループが筆頭株主となり、今後の日本からの買い付けルートが変わるであろう山鷹紙業、中国で200万トン以上の生産設備を持ち、直営の古紙ヤードを12ヵ所持つ栄成紙業の上海ヤード等、様々な工場を訪問。興味深かったのは今回初めて訪れた四川省で、理文造紙(リー&マン)の重慶工場と中国再生資源開発の成都ヤードを見学した。
▼中国の直轄市は北京、天津、上海、重慶の4市。重慶は4市の中で唯一内陸部に位置し、人口は3,000万人と最も多い。面積は北海道とほぼ同じ大きさなので、人口密度はそれほど高くない。重慶は「霧の都」と呼ばれ、一年を通じて太陽が見える日は少なく、いつもモヤが掛かっている。雨が多くて年間の平均湿度は九〇%以上となっている。
▼日本や中国における古紙の水分率は、規定で12%以下と定められているが、重慶や四川省は例外となっている。リー&マンの重慶工場や中再生の成都ヤードでは、水分率が22%のベール品がいくつかあった。平均は15%だが、20%を超えるものも多い。
2016年10月31日【輸出価格】
米国OCCは二一二ドルまで上昇
日本品は三品とも二〇〇ドル台に
2013年08月05日【丸総商店】古紙をメインに様々な品を扱う全営業所に大型ギロチンを設置
2011年06月20日【2010年の中国製紙業】古紙・パルプの国内回収と生産が大幅にアップ
2015年問題(国内回収が増え輸入が後退)が前倒しで現実に
2009年02月02日【丸山喜之助商店】
近隣にRPFエネルギーセンターを完成
木製家具、畳、ベッドなどの粗大ごみもRPF原料に
2006年09月11日【SCAリサイクリング】
英国に8ヵ所の工場(古紙ヤード)を持ち、50万トン回収
仲間取引きもあり、扱い量は倍の100万トン
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]