
▼本紙の705号で北海道に900店舗を構える大手のコンビニ、セイコーマートが8月下旬から古紙の回収を始めたことを報じた。家庭に溜まった古新聞、古雑誌、ダンボールを1部、1冊、1枚からでも店舗の営業時間であれば引き取るというもの。全国のコンビニでも初めて試みだろう。
▼生協、スーパーなどが店舗に回収容器を設置して、牛乳パック、缶、ペットボトル、トレイなどを回収しているのは周知の通り。中身商品が空になった容器を引き取り、リサイクルに協力しているわけだ。最近は生協、スーパー、コンビニでも新聞や雑誌が販売されているので、読み終わったこれらの古紙を引き取り、リサイクルしようという店舗が増えてくるかも。
▼今回、所用ででかけたホノルルで地震による14時間の停電に出会って知ったのは、災害時のコンビニの威力だった。ホノルルには驚くほど沢山のABCストアというコンビニの店舗がある。食料品や日用品だけでなく衣料品まで揃っており、品数が豊富。コンビニといえばかっては利便性だけを追求する店舗だったが、生き残りをかけて業態を変えつつあるのが現在のコンビニとか。ホノルルで飲み物や食べ物を買い求める観光客の長い行列をみて、コンビニは社会に役立つ!
まだデータがありません。
2018年12月10日
コラム「虎視」
ここ数年、明らかに新規の古紙ヤードの開設が減少した。古紙価格が史上最高値を更新しているにも関わらずである。その[...]
2018年12月10日
書評
ニューヨーク在住のエコノミストで、ニューズウィーク等のライターを務めたマルク・レビンソンが2007年に出版した[...]
2018年12月03日
コラム「虎視」
去る11月20日、東京で日中古紙セミナーが催された。約80名の製紙・古紙関係者を招聘し、中国の最新動向に関する[...]
2018年11月26日
コラム「虎視」
11月上旬と中旬に2回、中国を訪問した。11月上旬は、浙江省の山鷹紙業・嘉興工場を訪問後、福建省の廈門で行われ[...]